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2009年4月

真っ赤な薔薇の花☆楽しい集い・・・ベルの作品 花の手書き絵 パート29

先日 美術を志された時に坂本繁二郎画伯に師事されたという東京芸術大学ご出身の油絵の先生にお目にかかった。たくさんの感動的な御言葉を頂きとても有難かった。坂本繁二郎先生との思い出話では 絵の指導や油絵の具のテクニックなどは一切触れられず 「絵は 心で描くものだよ。」と おっしゃったという言葉が私の心に響いた。

絵は心で描くもの…花の絵を描くときは 花をじっくりみつめ 花の特徴を教えてもらい その花の魅力を描かれたら、、、と願っていた私。そこに 花のこころや私のこころが入ってきて より難しい! と感じるようになった。

5月の市主催のバラフェアーに併せた バラの絵展 に出品するバラの花の手書き絵が出来あがった。あとは 裏張りして額装丁するだけ・・・。今回 バラの花を描くとき気を付けたのは ばらの花の丸みとふわっとした花びらのふくらみ。5枚描いたが 描き終わる度に 反省点が必ず出てくる。一度色をつけたら やり直しのきかない一発勝負の布の絵。色を重ねたらシミになって 又新しく描き始めるしか方法がない。

出来あがった5点を主人に観てもらった。いつも出来あがったら 主人に観てもらって批評を仰いでいる。描いた本人は 我が子を眺めるような気持ちなので 良い悪いがちっとも分からない。そのうちの1点が 「葉の色が濃い過ぎる。」と言われた。「花も葉も濃ゆくてどうする。もっと葉っぱは 花にそっと添える気持ちでいいんだよ。」と・・・。

そっか、、、そうなのか、、、。描いているうちにだんだん力が入りこみ 描かなくてもいい所までのめり込んでしまって あとで後悔する私の性分。最近では ちょっと間をおいて 「これはこの辺で。」と自分に言い聞かせ筆を置くようにしていたのだが 「心で描くもの 心で描くもの・」と思って描いているうちについつい力んだのだろうか、、、。考えていたらその晩は 明け方までソファーで寝込んでしまっていた。

今日は 船に乗っている息子が下船して 家族で遊びに来てくれる日。朝から取り散らかしていた絵の道具をかたずけ パーティ会場にセッテイング。ウキウキ気分で買い物や手料理を作る。主人 おばあちゃんや実家の母 娘の家族も集まりいつものワイワイガヤガヤが始まった。こういう時が一番幸せを感じる時。いつもの賑わいが終盤になってお開きにさしかかった頃 この前の5枚のバラの花の絵を観てもらった。

「これ!これ! 私はこれが好き!」娘が大きな声で手にしたのは この前指摘されて力落としていた例の真っ赤な薔薇の花の絵。「そうかぁ? 色が濃くないか?」と 主人。「この絵はそれが良かと思うよ。私は薔薇よっ 私は葉っぱよっ 負けるもんですかってお互いが張り合っている処が良かじゃんね。」と言ってくれた。そうか、、そうなのか、、。そういう見方もあるのか。

「おかあさん いろんな花があるじゃんね。バラみたいな個性的な花もあれば カスミソウみたいに一歩さがって引き立て役になる花もある。人も十人十色。いろいろ気にせんでんよかとよ。人の意見は意見として尊重しなければいけんけど この間逢ったという有名な画家の方がおっしゃった「あなたの絵には 一本筋が通っている。」という言葉を信じて お母さんの絵を描き続ければ良かとよ。」 二人並んで食器を洗いながら そっと言ってくれた。真っ赤な薔薇の花の絵が教えてくれた ちょっとうれしい出来事だった。

Photo 真っ赤な薔薇の花の絵 (絹本 額装丁)

 赤いバラの花ことば

    情熱

   

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バラの季節☆私の流れ・・・ベルの作品 花の手書き絵 パート28

去年5月初旬 私は 毎年わが町で開催されるバラフェアーのイベント会場で シャンソン教室の先輩で今はプロ並みに活躍されている方の歌を聞きに行きました。午前の部のコンサートをたっぷり楽しみ 又午後の部も聞きたいと思い 1時間くらいの間会場を見学して回る事にしたのですが、、、

たくさんのイベントや展示の中で 一生懸命バラの花を描いている方を発見。バラの花をしっかりと見て本物の様に描かれる ボタニカルアートの絵です。近寄ってしばらく見とれていました。「お上手ですね!」 思わず話しかけて 仲良くなりました。バラの花は公園に咲き乱れているバラ園から持ってきてくれるので 自然の形を描けることが出来ると喜んでいられました。私もその意見に同感。「お花屋さんから買うバラはどれも均一で同じ形のバラばかりですからね。」 「この時期に合わせて 近くのギャラリーでバラの絵展があってますよ。」 と教えてくれました。さっそく明日 観に行かなくっちゃあ。私の心が騒ぎます。

奥の方で バラの花のコンテスト があっていました。どれも綺麗なバラばかり。コップに一輪ずつの色とりどりのバラの花。一つ一つ写真に納めていたら ひと際大輪の深紅の薔薇を ひょいと抜く人がいた。「あっ。」と思ったら バラ園を管理している方らしく 蕾の薔薇と換えてぬいた薔薇はゴミ袋の中へ、、。「その薔薇 捨てるのならください!。」おもわず叫んでいた。でも叫んだ人は私だけではなく3人!「もう散る寸前ですよ。どうしますか?」 の問いに、、、。

一人の方は「お風呂に入れます。」 もう一人の方は 「花びらを箱の中に入れて 香りを楽しみます。」 私は 「そっと持って帰って 絵に描きたいと思います。」 園の管理者さんは 風で散らないようにわざわざ紙袋の中に入れて私に下さいました。自転車で来ていた私は そっと腕の中に包むようにしてシャンソンは聞かずに道のデコボコに気をつけてしずしずと帰りました。そして立て続けに3枚のバラの花を描きました。その深紅の薔薇も3日ほどもってくれました。

次の日 さっそく バラの絵展 があっているギャラリーへ出かけました。そこのオーナーさんと仲良くなり 絵の裏張りは自分でされたらと 表装クラブ を紹介されました。さっそく見学に行き 入会しました。その表装クラブ で素敵な先生や頼もしい先輩(後輩?)さんと巡り合い その先輩(後輩?)さんから素晴らしい書道と篆刻の先生を紹介頂き一緒に習っています。。今回そのギャラリーで今年のバラフェアーと同時開催の「バラの絵展」に参加して 5月21日からは6日間個展を開催する運びになりました。こうして バラの花のとりもつご縁で 1年前は思いもしなかった私の流れが出来ていきました。これからも たくさんの方とご縁を頂き 自然の流れに感謝して生きていきたいと思います。

  Photo          ばらの花の絵 (レース付き木綿のハン  カチ)

    赤いばらの花ことば

          情熱

          花びらと葉脈に金粉を付けて華や      かさを演出してみました。  

クリックいただくと 少し大きくなります。        

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目標と計画☆理想と現実・・・ベルの作品 花の手書き絵 パート27

前回ブログで述べた日曜日の出来事から 今週もあっという間に日々がすぎていった・・・。

まず 月曜はお謡いの練習日 午後から実家の母訪問と個展に向けて姉との打ち合わせ(今回 姉にお生花のアレンジメントをお願いしている。) 火曜は以前住んでいた家の掃除と管理 あれこれ家内の雑事を済ました後 昼から念願だったオオアラセイトウ(別名・・諸葛菜 通称・・花大根)を絹地に描き 水曜は案内のはがきのあて名の書き出しや額縁屋さんとの打ち合わせ 午後からはこれまた溜った事務関係の処理と家内の仕事 木曜は朝 実家に朝掘りの筍を届け 表装クラブで裏打ちの作業 昼過ぎから 篆刻(印鑑作り)の教室へ 金曜はあちこちの公民館や会館に個展の案内のはがきを置いて頂くようお願いにまわり 午後からは家事や買い物夕飯後にシャンソンの教室  土曜は個展にむけての気になっていた小物の買い物と描かれずいた桜の花の絵に取りかかり 夕方からは主人と孫の誕生祝いとホワイト王子の入学祝いを兼ねた外食パーティ 日曜日は朝から夕方まで合計9時間車の中だった天草への叔父さんのお参り。そして大事なのが 義母が健やかに過ごせるよう毎日の見守り介護。今では お友達とのお茶やディサービスの他は なるべく車に乗ってもらい世間を眺めて 一緒にいる方が安心できる。

ホワイト王子の入学式や二人の孫娘の入園式もあったので 毎日連続で電話を入れて様子を伺う。それにしてもこの分では 個展の初日に間に合うのか気になってきた。つい少し前まで 秋ごろに出来たら良いなぁ・・・と漠然と思い描いていたが 毎年行われていた教室の手書き絵発表会が今年はない と聞き急きょ5月に決めたものだから 準備が後手にまわって・・・。いかに楽天的な私でもあせり始めた。まずは 主人からの花見やサイクリング 水泳 温泉行きのあま~いお誘いは涙をのんで断る!と決心。しばらくの間だから 我慢!我慢!

だらだらと 日々が流れないように 目標と計画を建てよう!。 ノートに日付けを書きだし 作品の目標数字を挙げていく。私が考えている理想と思う作品の数 額絵30点(大体揃っているが 裏打ちがまだ!の最新作が6点) 先輩(後輩?)さんが仕上げてくれる花の絵の掛け軸とタペストリー パラソル10本(あと6本がまだ) 長のれん2枚(今から) レース付きハンカチ7枚(5枚が未だ) マフラー3本(これから) クッション4個(3個が未だ) ふくさ3枚(未だ。裏地付けもしなくては・・) Tシャツ5枚(3枚が未だ) 花瓶敷き3枚(未) 白い布地のバッグ1個(未) 未だとこれからが合わせて全部で29~30枚! 残された日にち 全38日! なんと毎日のように描かないと間に合わない事が判明!。自分で決めた事 頑張るしかない。たくさんの花達に逢えるのでそれも良いかな・・と楽しみでもある。。さっそく 買い物のついでに花屋さんに寄り 濃い青色のデルフィニウム(別名 ミントブルー)を買ってきて眺めている。すてきなブルー♡。

そうと判れば実行のみ。ぐずぐずしてはいられない。自分に課題を突きつけて 日々邁進していかなくては・・・。後悔する事のないように。こういう時間もあって良い。しかし・・・現実は厳しい。いろんな行事と勤めが目白押し。目標に対しての努力は大切だが 家族の健康や自分の健康はもっと大事!。忙しさに見失う事のないよう乗り切りたい。

パソコンで 決意表明を述べていたら ピンポーン!マンションの管理人さんが デパートの押し花作品展と花の宝石箱レカンフラワー作品展の案内状を届けて下さった。  レカンフラワー? 気になっている。今日が最終日~!。どうしよう・・・。

Photo  ツワブキの花の絵( 木綿のハンカチ    に描く 額装丁)

  花ことば

               困難に傷つけられない

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散る桜 フルートの音色とコラボ☆大画家への郷愁・・・ベルの作品 花の手書き絵 パート26

Photo_4 昨日一日中降り続いた無情の雨もすっかりあがり 今日は朝からいいお天気。せっかくの桜は 散っていましたが、窓から入る風も心地よく気分も晴れやか。

手書き絵個展の案内のはがきが出来上がってきた。今日は 手書き絵をご指導頂いている先生へ一番にお届しようと思う。先日 無謀にも個展をしたい由お願いしたら 「応援しますよ。」とうれしいお言葉を頂いていた。お忙しい先生の事だから 何回もうかがうつもりでお留守覚悟でお伺いした。 案の定 御在宅ではなく、お孫さまとひ孫さまが玄関前で遊んで居られ 「おばあちゃんはもうすぐ帰ってきますから。」との事。しばらく一緒に遊んで待たせてもらう。お孫さまのお婿さまが 汗だくで鯉のぼりを立てる大きな棒と格闘中。「あぁ~ もうそんな季節!」と思う。

Photo_5 お帰りになった先生に挨拶して 今後のご指導やご指南を乞う。御承諾のお言葉を頂き 嬉しい思いで道々の桜を眺めた。先生のところでうれしいニュースを知った。上のお孫さまが 今日昼2時に 市主催のさくら祭りでフルート演奏をなさるとの事。知ったからには 行かねばならぬ!のが 私の信条。

Photo はらはらと舞い散る桜の中での 素敵な音色のフルートのコンサート。さくらの精かと見紛うばかりの可愛いいでたちのお孫さま。プログラムは さくらにちなんだ曲ばかり・・・10曲近く。国立音楽大学時代 全日本学生音楽コンクールフルート部門で1位を受賞された実力の持ち主。素晴らしいプレゼントに しばしうっとり~。終わって帰ろうと自転車に飛び乗ろうとしたら 「特別公開しております坂本繁二郎の旧アトリエで 15時よりトークショーがあります。」とのアナウンス。行かなくっては!思わずハンドルの方向をきった。

Photo_2 いつもは外から眺めるだけの坂本繁二郎の旧アトリエ。上がらして頂き 写真のご了解も得て パチパチ写す。感動。昭和6年に建てられたというこのアトリエは 当時珍しかった屋根まで吹き抜けの構造。上まで窓ガラスが組み込まれ 明るさこの上ない。当時のガラスそのままなので ほんとに風情がある。又 今でいうロフト形式になっていて下はPhoto_3 和室 上は隠れ部屋風 斬新!階段も上部がらせん階段風になっていておしゃれ。自宅から1.5キロはなれたこのアトリエへ毎日通ったんだそう。

繁二郎は ここでたくさんの絵を生みだしたのかと感慨もひとしお。昭和31年に 文化勲章を受章して昭和44年没するまで描き続けたのだそう。ボランティアの方の 坂本繁二郎の生い立ちと お母さまの肖像画についての感想などを聞いた後 桜茶とさくら餅 をいただいた。おいしい!。桜茶がこんなにおいしいものとは・・・。

016 帰りもたくさんのはらはらというよりどさどさと雪のように散る桜の花びらに見送られ うっとり気分で自転車を走らせた。夕方 お世話になるギャラリーに案内状を持って行ったら 側の美術館では 水墨画展 があっていたのに と聞いた。残念! 観てくれば良かった。Photo_6                                           

Photo_7 残念ですけど 今年は蕾が着いてるうちに描くことは出来ませんでした。もうずいぶん前 描いた桜の花のタペストリー。寝室にひっそりと下げていますが、今回描かれなかったので ようやく日の目をみました。(ピンチヒッターです。)                    

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